ネイティブはスラングを多用します。
スラングとは若者言葉のように考えている人もいますが、正しくは「ある集団の中で使われる正規でない表現」です。
ですから、例えばあなたがどれだけ学校英語やTOEIC対策で英語を勉強していても、スラングなしには英語を完璧に理解することはできません。
なぜならネイティブはどんな人でも必ずスラングを使うからです。
最近はネットで検索すれば簡単に意味を見つけることができますが、スラングを使いこなすには覚えるしかありません。
今日はスラングとして使われるscrewを使った表現を紹介します。
[screw up]
例
A: Oh my god, I’m screwed up.
(あぁ、もう大失敗しちゃった)
B: What’s wrong?
(どうしたの)
Screwとは本来、「ねじ込む」という動詞の意味や「ねじ」・「くぎ」といった名詞の意味があります。
しかし、この例文のように"screw up"という慣用句にすると、「失敗した」・「とんでもないことをした」という意味になります。
本当にしてはいけないことをした、めちゃくちゃにしたというようなニュアンスが強く、I’m sorryと一緒に使うことで、そのしてしまったことを心から謝っているというような意味合いが強くなります。
例
A: I’m sorry, I’m totally screwed up.
(ごめん、本当にやらかしちゃった)
B: Don’t be sorry, it’s not your fault.
(謝らないでよ、あなたのせいじゃないよ)
取り返しのつかないことをしてしまったときなどに使うといいでしょう。
同じ失敗しただと”make a mistake”がありますが、こちらは”screwed up”に比べると小さな失敗になります。
もう一つ、あまり好ましくない表現ですが、映画やドラマではかなり耳にする表現なので紹介しておきましょう。
[screw you]
例
A: He’s gonna dump a woman like you!
(あんたみたいな女、彼に捨てられるよ)
B: Screw you!
(ふざけんな!)
日常生活ではこのような表現を使わなければならない場面には出くわしたくないものですが、この表現はスラングとして日本でも知られているfuck youより柔らかい表現として使われます。
アメリカでは私たち日本人が思っている以上にfuckという単語に嫌悪感を持っている人が多くいて、この単語を”f-word”と言ってかくして表現することもあります。
実際に使われますし、ラップの歌詞などにも登場しますが、隠してあるのが一般的なのです。
ですから、それよりも柔らかい表現として"screw you"が使われることがあります。
柔らかいといっても、「くたばれ」・「どっかいけ」・「ふざけんな」といった意味です。
screwの直訳である「ねじ込む」という意味から、相手をねじ込ませるという意味を連想できるかもしれませんね。
アメリカ人の彼女や彼氏ができると喧嘩してしまうこともあるかもしれません。
その時に相手に言われて意味が分からなくても、その場では意味を聞くこともできませんし、知識として覚えておきましょう。
スラングがわからなければ日常会話も理解できませんし、映画やドラマを見ていても意味が分からないという事態に陥ってしまいます。
少しずつでいいので、覚えていけるといいですね。
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