アメリカ人はよく相手の見た目を褒めます。
全く知らない人でも道を歩いていれば、「その服可愛いね」とか「その靴おしゃれだね」と声をかけます。
異性間でナンパのように行われるのではなく、同性同士でもいいと思ったものは口に出して褒めるのです。
髪の毛に関しても同様で、特にアジア人は欧米人に比べてハリのある美しい髪の毛を持っているので褒められる対象になります。
余談ですが、黒人女性の多くは長く美しい髪の毛に憧れてウィッグをつけている場合がほとんどなので、黒人が多い地域では日本人女性の髪が褒められることが本当に多いです。
“Your hair is so beautiful!”(あなたの髪の毛すごくきれい!)と単純に褒めてもらえればわかりやすいのですが、アメリカ人特有の言い回しがあります。
[hair done]
例
A: Are you just hair done? It looks so amazing!
(美容室行ったの?すごくきれいよ!)
B: No, I did it by myself. But thank you!
(ううん、自分でしたの。でも、ありがとう!)
hair doneという二つの語句を合わせて「美容室に行った」という意味になります。
美容室に言った直後って髪の毛がきれいにまとまっていますよね。
美容室に行ったというのはたとえで、そういった状態を指す意味としても使われることがあります。
もちろん実際に美容室に行く、行ったという意味でも使われます。
この使いまわしを知っていないと「それなんのこと?」と思ってしまいますよね。
例
A: What are you doing right now?
(今何してるの?)
B: I’m getting my hair done.
(今から美容室にいくところ!)
doneというのは過去分詞なので、この例文が進行形なことに違和感を感じるかもしれませんが、hair doneで一つの名詞として扱われます。
美容室に行く予定を話すのであれば、”I’m going to get my hair done”、行ったことを話したいのなら、”I got my hair done”と表現しましょう。
ネイルサロンに行ってネイルをする場合も”nail done”という表現を同じように使うことができます。
ちなみに、「髪を切る・切った」と言いたい時はあなたなら何と表現しますか?
これは日本人に多い間違いの一つなのですが、”I cut my hair”というと一見合っているように見えて「自分で自分の髪の毛を切った」という意味になってしまいます。
髪を切りに行ったというニュアンスを伝えたい時は、以下のような表現を使いましょう。
[get a trim]
例
A: I got a trim yesterday, and I found the great stylist.
(昨日髪を切ったんだけど、いい美容師さんを見つけたの)
B: Really? Please introduce her to me.
(ほんとに?紹介してよ!)
髪の毛を切って整えた場合、このようにtrimを使うのが一般的です。
trimには大幅に切るという意味はありませんが、男性が髪の毛を整えたり、女性が少しスタイルを変えるようなときには使われます。
海外に住んで友達が増えると、このような会話も自然とするようになってきます。
日常的に使う言い回しではありませんが、覚えておきましょう。
また、相手の素敵なところを見つけたら褒めてあげる習慣も一緒に身に着けておくと、意外なところから会話が広がります。
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