例えば何か棚の上にあるものを取るのに誰かの助けが必要な時、あなたは英語で何というでしょうか?
日本語で話すときは些細なことでも誰かの助けを必要とするときに「助けてー!」ということがあるので、そのニュアンスで”Please help me!”と使っている人もいるかもしれません。
意味は通じるのですが、ネイティブはこのような表現方法はしません。
また親しい間柄であなたの英語が完璧じゃないと分かっていれば聞き流してくれるかもしれませんが、通りすがりの人にこれをいうとあなたが命の危機に関わる問題に面していると思われて驚かせてしまうかもしれません。
“please help me”を使うのは、命の危機に瀕しているようなシチュエーションで、相手に何かを頼みたい時には使わないのです。
こういうときに使うべき正しい表現を学んでみましょう。
[Could you give me a hand?]
例
A: Could you give me a hand? I can’t reach that vase on the top shelf.
(ちょっと助けてくれない?棚の一番上の花瓶に手が届かないの)
B:Of course.
(もちろん)
相手に何らかの頼みごとをしたい時は、このような表現が一般的です。
日本語でも誰かの助けを借りたい時に「手を貸してほしい」と言いますよね。
この表現はまさにその日本語を訳した形になります。
また、少し言い回しを変えて、このように表現されることもあります。
[Can I borrow your hand?]
例
A: Hey, Can I borrow your hand?
(ねぇ、手を貸してくれない?)
B: Sure, what do you want me to do?
(もちろん、何をしてほしいの?)
最初の例文がgive me a handで「私に手を貸して」だったのに対し、今回の例文はborrow your handで「あなたの手を貸して」という直訳になります。
言い回しが違うだけで使い方に大きな違いはありません。
Couldで始めるとより丁寧な表現に、Canで始めると少し砕けた表現になります。
見知らぬ人や上司などにはCouldで始める表現を使うといいでしょう。
[Can you help me out?]
例
A: Can you help me out?
(ちょっと手を貸してくれる?)
B: Wait a minute. I’ll be back soon.
(ちょっと待って、すぐ戻ってくるよ)
助けるという意味のhelpにoutをつけることで、その人が今陥っている状況から抜け出させるというニュアンスを含みます。
この場合、Can youを頭につけることで、”Please help me”ほどの緊急性がなくなります。
重大な問題の解決に手を貸してほしいというときにも使われますが、日常英語でネイティブが使う機会も多いので覚えておきましょう。
また道で困っている人などに向けて”I’ll help you out”や”Let me help you out”という表現を使って「お手伝いしましょうか?」という表現をすることもできます。
今回紹介した相手に何か頼みたい時に使う表現は”please”をつけることで相手により丁寧な印象を与えます。
覚えておいて、何か困ったことがあれば助けを求めてみましょう。
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