"be supposed to"の意味と使い方

2019年04月06日

"be supposed to"の意味と使い方

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学校ではほとんど教わらないけれどネイティブが多用しているのがbe supposed toです。

意味は「~するはず/することになっている」となるのですが、be going toやwill, have toなどとごちゃごちゃになってしまっているかもしれません。

be supposed toをさらっと使えるとぐっと英語が話せる人という印象を与えることができます。

似たようなイディオムとの使い方の違いを知って、正確に使ってみましょう!


[be supposed to]

まずは基本的な使い方を紹介します。

意味は上で書いた通り「〜するはず/することになっている」ですが、”本来そうする予定だ””本来そうあるべきもの”というニュアンスが含まれます。




A: Why didn’t you tell me the change in time for the meeting?
(どうして私に会議時間の変更を教えてくれなかったの?)

B: Sorry, I thought you were supposed to know it.
(ごめん、知っていると思っていたんだ)
例文の中でBはAが「(何らかの形で)会議時間の変更を知っている」と思い込んでいたことになります。


では、be going toやwillとの違いを見てみましょう。

・She is supposed to come.
(彼女は来るはずだ)
・She is going to(will) come.
(彼女は来る予定だ)

一見同じように感じるかもしれませんが、これらにはニュアンスに決定的な違いがあります。
be supposed toのほうは彼女が来ることは確実ではないですが、来ることに大きな期待を寄せています。

彼女には来てほしいけれど確実性がとても低い状態です。

一方、be going toの方は彼女が来るという確信がある確定事項です。


次にhave toとの違いを見てみましょう。

・You are not supposed to talk loudly in the library.
(図書館で大声で話すべきではありません)
・You have to pay $1 when you enter the library.
(図書館に入るとき1ドル払わなくてはいけません)

どちらも「〜なければならない」という意味で使われていますが、こちらもニュアンスに違いがあります。

be supposed toの場合、そうすることが正しいというニュアンスがあります。

図書館で大声で話すことは禁止されていませんが、そうしないほうが望ましいという意味です。

have toの場合、そうするしか選択しか ないというニュアンスがあります。1ドルを払わない限りは図書館に入ることができないのです。

このように、そうすることが決まっているbe going toやwill、
そうする以外に選択肢がないhave toと違い、be supposed to期待や希望、またはそうしたほうがいいよというアドバイス的な要素が含まれています。

またネイティブはよく
・What am I supposed to do?
(私はどうするべきなの?)
という風に「〜するべき/〜したほうがいい」という意味でも使います。

「〜するべき/〜したほうがいい」という意味ではshouldを思い浮かべる人が多いと思いますし、同じ意味になるのですが、ニュアンスがかなり違います。

shouldが主体的に何をすべきかわかっているけれど、客観的にどうすべきかを知りたい時に使うことが多いのに対し、be supposed to の場合はどうすべきかわかっていない、確信が持てないことに使うことが多いです。

また、相手に「こうしたほうがいいんじゃない?」という意味で使う場合もありますが、be supposed toの方が印象として柔らかく、shouldを使うと強い強制のニュアンスを持ちます。


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posted by 英会話キヨミ at 00:20| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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