
会話の相手と自分の感覚に違いがあるとき、「それほどでもないです」といいますね。
「それほど」がどの程度なのか、わかってもらえるフレーズが必要になってきます。
ビミョウなこの気持ちも“not really”“ not so”“ not special“を使えば、そのまま表現できます。
[not really]
「本当に」「すごく」の“really“に、否定形の”not”がプラスされています。
“not really”は「それほど(強烈)ではない」の意味です。
「本当に」の否定形でも、「ウソ」の表現にはなりません。
A: Are you hungry?
(おなかすいてる?)
B: Uh…, not really.
(うーん、すごくってほどでもない。)
Bさんはどちらかといえば空腹、でも腹ペコじゃありません。
この返事だとおやつを食べるくらいの空腹でしょう。
ディナーに付き合えるくらいの空腹なら、“yes, I am”「うん、お腹すいた」 “kinda”「まぁそんなとこ」などで答えます。
“starving”と言われたら「お腹がすいて死にそうだ」の意味で、アメリカンらしい表現のひとつです。
“Can you survive?”「生き延びられる?」と、こちらもjoke(ジョーク)で会話を盛り上げましょう🎶
[not so]
この“so“「そのように」は、日本語の「そう」と同じ発音で意味もよく似ています。
A: Are you hungry?
(おなかすいてる?)
B: Not so.
(そんなでもない。)
Bさんのこの答え、コーヒーくらいならイケそうな感じです☕
また“so“「そのように/そう」や”well“「さて」を使って、会話の流れやリズムを変えることもできます。
例
A: So/Well, where do you want to go?
(じゃあ/さて、あなたはどこに行きたいのかな?)
ただしこの場合“not”は使いません。
[not special]
「特別じゃない」「普通ですよ」の意味です。
A: Wow, you are genius!
(わぁ、オマエ天才だな!)
B: I’m not special, just study hard.
(べつに普通だよ、ただ熱心に勉強してるんだよ。)
英語でのへりくだりは、この程度です。
やりすぎは誤解をまねきます。
例
A: You are special for me.
(あなたは僕にとってかけがえのない人なんだ。)
B: I am not special.
(わたし、特別じゃありませんから。)
“ I am not special“だけで「特別だなんて、そんなぁ」と、照れた雰囲気は出ません。
逆に「普通ですけど」のように聞こえて、「嫌われてるかな」と思われちゃいます😠
ネイティブたちは物の考え方が、とてもポジティブです。
グレーな言い方もアリですが、“not”の連発では会話のムードが暗くなるばかりです。
ほめられた時には 謙遜よりも、“thank you”が一番しっくりきます☀
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