
英語にもたくさんのYES,NO表現があります。
なかでもポピュラーな“why not”の意味は2通りです。
ひとつは「なんでダメなの?」で、もうひとつは「ダメなわけないでしょ」と、違ってきます。
どちらの意味で言われたのか把握できないと、会話の相手も混乱します。
でも日本的な表現なので、覚えてしまえば忘れることはありません✌
[why not]
単純な質問の“why not”「なんでダメなの?」です。
このフレーズ“why“のあとに動詞がないので、違和感があるかもしれません。
イディオムとして覚えましょう。
例
A: Don't jump on the bed.
(ベッドでジャンプしちゃダメ。)
B: Why not?
(なんでダメなの?)
A: Because, the bed will be broken.
(ベッドが壊れちゃうから。)
ジャンプでベッドが壊れるのは、よくあることです。
わかりやすい原因と結果の会話ですね。
“why not?“の質問は、”why”「なんで?」だけのときに比べて、「なんでだめなの?(こんなに楽しくて、いい運動になるのに。)」と、素直に賛成できないときの表現です。
また「当然」の意味でも“why not”は使われます。
例
A: Mom, do I have to go to school?
(ママー、学校行かなきゃだめ?)
B: Why not.
(当たり前でしょ。)
次の“why not“は、「(なんでダメだと思うの?)ダメなわけないでしょ)」です。
例
A: Do you want to eat cookies?
(クッキー食べる?)
B: Why not!
(食べないわけないでしょ/よろこんで!)
“not”が入ってますが意味は、“yes“「よろこんで!」です😃
YES,NOをハッキリ言わずに、相手に気持ちを読んでもらっています。
この答え方、日本語にもありますね。
また“why not“を使って、自分の気持ちを強調することもできます。
例
A: Hi, you feel ok?
(やぁ、気分どう?)
B: Sure, why not?
(もちろん、元気にきまってるでしょ?)
A: (Because,)You looked tired yesterday.
(きのう、疲れてるみたいだったから。)
元気なのに「気分はどう?」なんて聞かれて、Bさんはビックリです。
そこで“sure”と“why not?”で、「元気」をダブル主張しています。
“sure”「もちろん」「確かに」だけでも、元気なのは伝わります。
でも“Sure”だけより“Sure, why not?”のほうが、英語らしくリズミカルです🎶
いつもは直球で話すアメリカンも、たまにこんな変化球を出してきます。
会話の流れやムードをヒントにして、どちらの“why not”の意味なのか読みとりましょう💡
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