「行く」の"go"と"come"の違い

2016年02月29日

「行く」の"go"と"come"の違い

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行く」の直訳は"go"ですが、

相手の場所に行く時は"I am coming."のように"come"を使います。

"come"は「来る」という意味なのにどうして「行く」になるの?

私も感覚をつかむまで苦労しました💦

行く」を表現するときの"go"と"come"の違いを説明します。

ここでポイントとなるのが『話相手を中心に考える』ということです

どういうことかと言いますと。

まずは"come"を使う時。

相手の場所に行くということは、
相手を中心に考えるとその場所に来るということになります。

なのでこの時の「行く」は"go"ではなく"come"を使うのです。

言葉の説明だけではわかりにくいので、
例を見てイメージを掴んでみましょう。

例1
A: Hey, sorry I am late. I am coming in 5 minutes.
(やぁ、ごめん遅れてます。5分後に行くから。)

B: No problem. I am waiting for you in front of a station.
(大丈夫。駅の前で待ってるよ。)

この場合Bさんは今駅の前にいてAさんはBさんの所へ向かっている状況です。

AさんがBさんの場所に行くということは、
Bさんを中心に考えるとAさんはBさんの場所に来るということになります。

したがって、Aさんは「行く」と表現する時に"come"を使っているのです。

同じように、相手に同行をするときの「行く」も"come"で表します。

例2
A: I will watch a movie tomorrow.
(私は明日映画を見るの。)

B: Sounds great! Can I come with you?
(いいね!一緒に行ってもいいかな?)

この場合も相手を中心に考えると一緒に来るということになります。

よって、ここでも"go"ではなく"come"を使うのです。

それでは"go"を使う「行く」はどういう時なのかというと。

話相手を中心に考える』というポイントは一緒です!

相手を中心に考えると相手から離れてどこかへ行く時に"go"を使います。

例3
A: Thank you for coming today. What time are you catching a bus?
(今日は来てくれてありがとう。何時にバスに乗るの?)

B: I am going in 5 minutes.
(5分後に行くよ。)

この場合Aさんはその場所に残り、Bさんはどこかへ行くのがうかがえます。

つまり相手から離れてどこかへ行くということになるので、
この時の「行く」は"go"を使うのです。

それではより理解するために、
"come"と"go"を使うことによって全く異なるシチュエーションになる例をあげます。

"Could you help me finishing this job?"
(仕事を終わらせるの手伝ってくれませんか?)

と相手に手伝いを頼むとします。

この時"I am coming now."(今行きます。)

と返答があれば来てくれる=手伝ってくれるという意味なのですが。

"I am going now."(今行きます。)

という返答であれば離れてどこかへ行く=手伝わないという意味になります。

日本語では同じ「今行きます」と訳されるのに"go"と"come"では意味が全然違ってきますね。

私もポイントを理解してイメージをつかんだら自然と使い分けができるようになったので、
「行く」を表現するときは『話相手を中心に考える』を思い出してください‼

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posted by 英会話キヨミ at 04:17| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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