
学校の授業等では、”work”は「働く」「仕事をする」と覚えますよね。
しかし、私はアメリカに留学して”work”の意外な使い方があることを学びました。
特に体の部位と一緒に用いることで「機能する」という意味になり、これを使うと身近でもなかなか出てこない日本語表現をスムーズに英語で言うこともできます✌
例文をみていきましょう。
“I am so tired that my brain does not work now.”
「とても疲れているから今は考え事ができない(=脳が働かない)」
“I am so sad now that my head does not work as usual.”
「今はとても悲しくて、いつものように考え事ができない」
↑このように“brain”や”head”を主語に”do not work”を使うと「脳/頭が働かない/機能しない」という意味になります。
“I”を主語にすると”I cannot think.”や”I am too tired to think now.”になりますが、これらも正しい表現です。
しかし、ネイティブが意外によく用いるのは体の部位を主語にする方です。
同じ内容でも、“I cannot think now.”と”My brain does not work now.”では、前者よりも後者の方がソフトな感じになります。
“I cannot〜”「私は〜できない」という表現は、日本語では相手に謙虚な印象を与えることもありますが、英語ではややネガティブな印象が強くなってしまう場合があるのです💦
これは“I cannot〜”「自分は〜できない」だと自分の無能さがストレートに出てしまい、英語圏では謙虚さが日本ほど美徳にはならない場合が多いためです。
最初から実践するのはなかなか難しいですが、英会話に慣れてきたら、「何を主語にするのか」に少し注意を向けてみて下さい❗
他の例文もみていきましょう。
“I had surgery last week and my left hand has not worked well since then.”
「先週手術をして、それから左手がうまく動かない」
“It is too cold today. My fingers do not work at all!”
「今日は寒すぎる。手がかじかんで全然動かない!(=指が働かない)」
↑このように“finger”を主語にすると「手がかじかむ」に相当する表現になります。
“We’ve been walking for 2 hours straight! My legs do not work anymore.”
「私たちは2時間連続で歩いているよ!もうこれ以上歩けない!」
↑“leg”を主語にすると、直訳で「脚が機能しない」になりますが、日本語の「足が棒になる」に相当します👣
「〜ができない!」という時、基本は”I cannot〜”ですが、是非「身体の部位+do not work」も使ってみて下さい‼
私が英語力をグングンアップできた方法はこちら

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