
「生意気」は英訳が難しい語です。
日本語の「生意気」には、主に「年齢にしては横柄」や「目下のくせに自己主張が強い」等、「身分相当ではない」というニュアンスが含まれるケースが多いですね。
しかしアメリカでは、いい意味でも悪い意味でも年齢による上下関係(先輩・後輩など)はほどんと見受けられません。
どちらかと言えば、年齢や立場に関わらずしっかりと自分の意見を伝えられる方が評価されます✊
そのため、日本人として「生意気だな」と感じた場合、海外では少し注意が必要かもしれません‼
私がアメリカで「日本語の「生意気」に相当するな」と思った表現を紹介します💥
【arrogant】
arrogantは「横柄」「傲慢」という意味の形容詞です。
「他人の存在を無視し自分中心で振舞っている」というネガティブな意味合いで使われます。
“He is so arrogant that I hate him.”
「彼はすごく傲慢だから嫌い」
【selfish】
selfishは「わがまま」という意味です。
小さな子供に対してしばしば使用され、ネガティブな印象を与えるのはarrogantと同じです👂
“She was selfish when she was a student.”
「学生だった頃、彼女はわがままだった」
【bold】
boldは「大胆」「図太い」という意味の形容詞です。
前述のarrogantやselfishとは違い、いい意味でも悪い意味でも使われます。
“My brother is so brave and bold!”
「私の兄はとても勇敢で大胆だよ!」
“She never hesitates to hurt others for what she wants. She is that bold.”
「彼女は欲しいモノのためなら他人を傷つけることもいとわない。それだけ図太いのよ。」
【brazen】
brazenはarrogantやselfishほど一般的な語ではありませんが、「厚かましい」「図々しい」という意味の形容詞です。
人について使われる場合はネガティブな印象を与えます⤵
“It seems to me that you are a little bit too brazen.”
「あなたはちょっと図々し過ぎるようだね」
【do not listen to〜】
do not listen to〜は形容詞ではありませんが、「〜の言うことを聞かない」という意味です。
文脈によって日本語の「生意気」に近いニュアンスを出すことができます。
“My nephew never listens to us!”
「甥っ子は私たちの言うことを全然聞かない!(=生意気である)」
【do not care about〜】
do not care about〜は「〜のことを気にしない」「〜に頓着しない」という意味のフレーズです。
「他人に遠慮しない」「自分本位である」という表現で、文脈によっては「図太い」に相当します。
“He never cares about us and always does only what he wants.”
「彼は私たちのことは全然お構いなしで、いつも彼がやりたいことだけをやる」
“I am telling her that she should take it easier but she does not care about it.”
「彼女にもっと気楽にやればと言ってるんだけど、彼女は気にしていない」
ネガティブな表現ばかりになってしまいましたが💦機会があればぜひ使ってみて下さい👊
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