
日本語の「しっかり者」という表現は、英語にピッタリな訳がありません。
英語で表現するには、「しっかり」をより具体的な形容詞に改める必要があります。
日本語の「しっかり」に相当する英訳表現をみていきましょう!
【responsible】
responsibleは「責任感がある」という意味です。
仕事や任されたことをきちんとこなす、という意味の「しっかり者」に相当します。
“She is responsible and always meets a deadline.”
「彼女は責任感があり(=しっかり者で)、いつも締め切りを守る」
※ちなみに英会話ではbe responsible for〜の形でよく用いられ、「〜に対して責任がある」になります。
“As long as you get paid, you are responsible for the job.”
「お給料をもらっている限りは、あなたはその仕事に責任がある」
【reliable】
reliableは「頼りがいがある」「信頼できる」という意味です。
その人について、仕事の面でも人間的にも評価できる、という際に使われます。
“He is so reliable that you can talk about what troubles you now.”
「彼は信頼できるから、あなたの今の悩みを相談できるよ」
また、口語ではあまり出てきませんが、同じ意味でtrustworthy(=信頼できる)もあります。
“I cannot trust her completely. I wish she would be a little bit more trustworthy.”
「彼女のことは完全に信用できない。彼女をあともう少し信頼できたらいいのに」
【precise】
preciseは「几帳面」という意味の形容詞です。
英語の授業などではaccurate等と並んで「(機械や時間などが)正確な」という意味で覚えることが多いですが、人に対しても使えます。
“She was so precise that she never failed to clean up her room every day.”
「彼女は几帳面だったので、毎日必ず部屋を掃除した」
【a good〜】
名詞の前にgoodを挿入することで、日本語の「しっかり者」に相当するニュアンスを出すことができます。
“a good worker”、”a good student”、”a good employee”のように使われる場合が多いです。
直訳すると「よい社員」「よい学生」ですが、意味としては「ちゃんとしている社員」「しっかりしている学生」「問題のない従業員」といった感じになります。
日本語では馴染みの薄い表現なので、私も留学中、耳にすることはあっても自分の口から出てくるまでには時間がかかりました!
“What is he like when he is working here?”
“He is a very good worker. Everyone says so.”
「ここで働いているとき、彼はどんな感じですか?」
「とてもしっかりしていますよ。皆さんそういいます」
【まとめ】
「しっかり者」に相当する表現として、
【responsible】…主に「責任感がある」
【reliable】…主に「頼りがいがある」
【precise】…主に「几帳面」
【a good〜】…主に「ちゃんとしている」「問題のない」
をピックアップしました!
表現したい「しっかり」の種類によって使い分けてみて下さいね!
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