
日本人は『何となく』とか『たぶん』など、曖昧な表現を好んで使ってしまいがちです。
英語で『たぶん』と訳される単語は" probably " " maybe " " perhaps " などいくつもありますが、特に日本人にとってなじみがあるのは " maybe " というフレーズではないでしょうか。
他のフレーズと比べて発音しやすいこともあり、ついこのフレーズを多用している方も多いと思います。
使い方をきちんと理解していればよいのですが、日本語の『たぶん』と同じ感覚で使ってしまうと誤解をまねくことがあるので気を付けてください。
例えば、友達に " Do you have free time for lunch today? " とランチに誘われた時🍴
" Maybe, OK. " (たぶん、大丈夫。) と答えたとします。
相手からすると 『どうだろうね。大丈夫じゃないかなぁ。わからないけど、オッケー。』 のようなニュアンスに聞こえてしまい、場合によってはとてもいい加減な返事になってしまったり、どっちなのかわからない返事とうけとられてしまいます。
日本語で 『 たぶん大丈夫だよ。 』 と言われれば、 『 大丈夫 』 という言葉からほぼOKなのだろうと解釈するのですが、 " maybe " はどちらとも言えない不確かな場合、自分では判断できないような時に使う言葉です。
ほぼ大丈夫と言いたい場合は " Yes, probably. " や " I think it's OK.. " などのフレーズを使いましょう。
もし " Maybe " を使う場合はその後に自分では判断できない状況にある理由を説明するといいでしょう。
気乗りがしない相手から誘われた場合にはあえて "Maybe. " とだけ言うこともありますので、覚えておいてくださいね。
また、お天気やゲームの勝敗など自分では判断できない内容の時には " Maybe " を使って答えることもありますよ。
まだ、答えが出せないでいる時などは、 " Maybe " で濁すのではなく、 " I'm still thinking about it. "と考え中であることをはっきりと伝えましょう。
間違えることを恥ずかしいという意識が強い日本人は、自分の発言に保険をかけるようにこの言葉を使って曖昧に答えてしまうのかもしれませんし、はっきりものを言う文化ではなくやんわりと表現することを良しとする文化があるので、曖昧な表現が多いのかもしれません。
海外では失敗すること間違えることよりも、今の自分の心境や状況を簡単な言葉でもいいのではっきり伝えることが重要視されます。
どちらのいいところも取り入れて、上手にコミュニケーションができるといいですよね。
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