日本人が間違えやすい英語 can と be able to の使い方

2015年10月15日

日本人が間違えやすい英語 can と be able to の使い方

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私たちは学校で "can " " be able to " は『〜できる』という、同じ意味になると習いました。

確かに日本語に訳すと同じ意味になるのですが、実際に使っているネイティブの方たちは同じ意味として使っていません。

文法的に " can " は助動詞と用いたり、to不定詞の後に用いたりすることはできないので、その場合は " be able to " を使います。

これは学校でも習いましたが、文法的にどちらも使うことができる場合はどのように使い分ければ良いのでしょうか。

例えば何かを頼まれた時の返事として、 " I can do it. " と返事をした場合と " I'm able to do it. " と言った場合で比べてみましょう。

" can " の方はすでにその能力を持ち合わせていて、自分の意思でそれをすることができる、主観的に自分がそれをできると主張している感情が含まれたフレーズになります。

一方 " be able to " は、それをすることが可能な能力がを持ち合わせている、可能な状態であると客観的に判断している事実を伝えるフレーズになります。

気軽に『できるよ。』と答えるのは "I can do it." で、 "be able to " を使うと『可能です。』と固い印象になりますね。

さっきまではできなかったけど今は可能な状態と言いたい場合は "now " を付けて、 " I'm able to do it now. " と言うこともありますが、それでも固い印象になります。

状況によっては " I can do it. " と言うと、やる気がある返事になり、 " I'm able to do it. " 少し消極的な返事になるので気をつけましょう。

疑問文の場合、たいてい " Can you 〜? " を使うことで、依頼文になりますね。

" Are you able to 〜? " を使う場合は、相手がそれをすることが難しそうに見える状況で、できるかどうかを聞く際に使います。

ところが否定文の場合、 "can't " は意思を持った否定になるので、 " I can't do it. と言うとはっきりとした断り方になります。

やんわり断りたい時、" I won't be able to do it. " と言うと『申し訳ないけれどできない』というニュアンスを含んだ断り方になりますよ。

さらに謝る気持ちをもって断るときは、 " I'm afraid, I can't " と言いましょう。

未来形の文章で使う時は、使う場面が違ってきます。

" I can do it tomorrow. " ( 明日ならできます。) ※今日は能力はあっても都合が悪くてできないけれど、明日ならできるというニュアンス。

" I will be able do it tomorrow. " ( 明日になればできます。) ※今日はまだその能力はないけれど、もう少しでできそうだから明日になればできるだろうというニュアンス。

学校では詳しく教えてくれるポイントではないので、文法的な違いだけで " can "= " be able to " と思いがちですが、ニュアンスの違いを覚えておくといいですよ。

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posted by 英会話キヨミ at 12:27| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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