
私たちは『ただいま』、『おかえり』という言葉を毎日なにげなく使っていますが、英語での表現は知らないという人も多いのではないでしょうか。
実際に『ただいま』、『おかえり』の日本語の使い方やニュアンスと、ぴったり当てはまる英語はありません。
英語では帰ってきた時は、" Hi, ○○ " と声をかけるのが普通です。
○○には相手の名前や固有名詞(お父さん、お母さん、職場の同僚など、その場にいる人)が入ります。
私がイギリスにホームステイしていた時は、決まったフレーズはありませんが " Hi, ○○. How was your day? " 『今日はどうだった?』などと声をかける場面をよくみました。
それに対して帰ってきた人にかける言葉もやはり同じように、 " How was your day? " 『今日はどうだった?』と、『次はあなたの話す順番ね。』というニュアンスで your 『あなた』を強調してお互いの話を聞くことを大切にします。
" I'm home. " という表現もありますが、こちらは帰宅した時周りに誰も見当たらない場合に、大きな声で帰ったことを知らせるのに使います。
映画で "Hi, Honny. I'm home." "Oh, sweet heart. I'm coming." などと言っている場面を見たことはありませんか?
日本語にすると『おーい、今帰ったよ〜。』『お帰りなさい。今行きます。』といった感じでしょうか。
海外ではコミュニケーションを大事にしているので、『帰ってきたよ。どこにいるの?早く話がしたいな。』というニュアンスが含まれています。
『お帰りなさい』の意味を持つ " Wellcome home ! " という表現があります。
このフレーズは普段はつかわれませんが、家を離れていた家族が久しぶりに帰ってきた時などに使われます。
例えば、海外に勤務している息子が無事に帰ってきた時、お母さんが両手を広げて迎え入れ息子をギュッと抱きしめて " Welcome home. " という映画の1シーンを思い浮かべてみてください。
日常で使う表現というよりは、無事に家に帰ってきたことを嬉しく思って発する言葉という感じですね。
このように、英語では一言で表す言葉というのはあまりありません。
日本人はあまり多くを語らない風習があり、行くこと、帰ったことを知らせ、無事に行ってきてください、無事におかえりなさい、というただそれだけでいいのだという美学があるように思います。
一方、海外ではコミュニケーションを取ることを大切にしするので、決まったフレーズがないのかもしれませんね。
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