


「〜しなければならない」と伝えるときに、日本語では一つの言い表し方ですが、英語の授業では''must''と''have to''二つの言い表し方を教わったと思います。
ではどのようにネイティブの人は使い分けているのでしょうか。
微妙なニュアンスの違いなので、意味に大きな違いはありませんが、
言葉の強さで比べると、must>have toとなります。
例文でニュアンスを掴んでみましょう。
mustの使い方
例@
I must be at the office by 9 o'clock. 「9時までには必ずオフィスにいなければいけない」
★絶対!という強い意思を聞き手は感じます。
さもなければとんでもないことが起きそう・・・なくらい、「〜しなければいけない」の意味合いが強いです。
have toの使い方
例A
I have to be at the office by 9 o'clock.「9時までにはオフィスにいなければいけない」
★意味は同じですね。
でもニュアンスとして、誰かに何かを頼まれて「〜しなければいけない」のかな。
嫌々なのか、本当はしたくないけど「〜しなくちゃいけない」のかな、という風にも聞き手は捉えることもできます。
実際に会話で使う時に、ここで注意が必要なのは、you(相手)が主語になる場合です。
上記の例文は主語が、I(自分)なので、まだいいのですが、
you mustやyou have toは多少命令口調に聞こえます。
ですので、you(相手)が「〜しなければいけない」→「〜してほしい」場合は
You should ~ 「〜したほうがいいよ」
You'd better ~ 「〜したほうがいいよ」
★'d betterはhad betterの省略形
のほうがソフトな印象です。
実際に、must を普段の会話で使われているところはあまり聞いたことがありません。
想像するに、夫婦喧嘩やペットのしつけに対して使われるくらいかなと思います。
have toの方が普段使われるところを聞きますが、さらにいうと、gotta(発音:ガラ)がよく使われます。
★gottaはhave got to = have to /(has got to=has to)の省略形
gottaの使い方
例B
I gotta go.「もういかなきゃ」
まとめ
mustは「〜しなければいけない」の意味合いが強く、かつ自発的(自分がそうしたくてする)ような行動に対して使います。
You(相手)主語にすると命令口調に聞こえます。
あまり普段の会話で耳にすることは少ないです。
have toは「〜しなければいけない」の意味合いがmustに比べて多少弱く(それでも意味合いは強い)、何かしらの外的要因があっての行動に対して使います。
have to = have got toの省略形であるgottaを使う方がさらに自然な言い方です。
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