
相手に何かを依頼したり許可を求めたりする場合、Will you ~ ? やCan I ~ ? といった表現を用いますが、これらよりも更に丁寧な言い方があります。
どのように表現が変化するのか注目していきましょう。
<相手に依頼する表現>
例文1
Will you open the window? 「窓を開けてくれませんか?」
例文2
Would you open the window? 「窓を開けて頂けませんか?」
Would you ~ ? はWill you ~ ? をひかえめにした表現で、「〜して頂けませんか?」という意味を表します。
この場合、wouldにwillの過去形としての意味はありません。
どちらの文も相手に依頼する内容は同じですが、和訳からWould you ~ ? の方がより丁寧な表現であることが分かります。
「〜して頂けませんか?」を「〜して下さいませんか?」と訳してもオッケーです。
<相手に許可を求める表現>
例文3
Can I smoke here? 「ここでたばこを吸ってもいいですか?」
例文4
Could I smoke here? 「ここでたばこを吸ってもよろしいでしょうか?」
Could I ~ ? はCan I ~ ? をひかえめにした表現で、「〜してもよろしいでしょうか?」という意味を表します。
Can I ~ ? はややくだけた言い方、Could I ~ ? は目上の人などに対して用いられます。
Could you ~ ?「〜して頂けませんか?」と混同しないように注意しましょう。
★ 間違えやすいポイント
Could you ~ ? やCould I ~ ? のように、相手に依頼する表現と許可を求める表現で同じ助動詞が用いられることがあります。
このような場合、それぞれが表す意味の区別がつきにくいため、間違える人が非常に多いと言えます。
各表現の見分け方を身に付けて、更なる得点力アップを狙いましょう!
まずは丁寧表現の種類を把握することが必要です。
・Can you ~ ? Will you ~ ? 「〜してくれませんか?」
・Could you ~ ? Would you ~ ? 「〜して頂けませんか?」
・Can I ~ ? 「〜してもいいですか?」
・Could I ~ ? May I ~ ? 「〜してもよろしいでしょうか?」
これらの表現を使いわける際に、多くの人が注目しがちなのがcanやwillなどの助動詞です。
しかし、助動詞に注目しただけでは、英語表現と日本語の意味を一致させることはできません。
そこで注目してもらいたいのが主語Iとyouです。
例えば、Can you turn on the television? という文を和訳する際に、「テレビをつけてくれませんか?」と「テレビをつけてもいいですか?」の2択で迷ったとします。
このような場合は主語を補って再度訳してみましょう。
主語はyouなので、「あなたがテレビをつけてくれませんか?」と「あなたがテレビをつけてもいいですか?」と訳すことができます。
すると、後半の訳は意味が通っていないことが分かりますね。
よって、「(あなたが)テレビをつけてくれませんか?」が正解です。
主語を補って訳を確かめる方法はcanやwillがcouldやwouldになっても使えるので、
迷った時はぜひ試してみて下さいね!
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