前置詞+動名詞

2012年02月02日

前置詞+動名詞

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動名詞はbe動詞や一般動詞だけでなく、前置詞の後にも置くことができます。

前置詞+動名詞のイディオム(熟語)はよく出題されるので、前置詞の意味を確認しながら覚えていきましょう。

例文1

Don’t eat without washing your hands. 「手を洗わずに物を食べてはいけません。」

withoutは「〜なしで」、「〜せずに」という意味の前置詞で、withの対義語として用いられます。

ここでは後に動名詞washingが続くため、「洗うことなしで」→「洗わずに」と訳して下さい。



例文2

I read a book before going to bed. 「私は寝る前(就寝前)に本を読みます。」

beforeは「〜の前」という意味で、before+動名詞(〜ing)だと「〜する前に」となります。

「〜することの前」→「〜する前に」と訳しましょう。



例文3

By walking, you can keep your condition. 「歩くことで健康を保つことができます。」

byは「〜によって」という意味で、受動態の文「〜によって…される」などで用いられます。

ここではbyの後に続くのが人ではなく動名詞であるため、「〜によって」+「〜すること」で「〜することによって」、または「〜することで」と訳さなければなりません。



★ 重要なポイント

withoutは「〜なしで」という意味を押さえておけば問題ありませんが、beforeやbyは他の意味でも使われるので、後に動名詞が続く場合とそうでない場合で意味を使い分けることが重要です。

beforeとbyは「〜の前に」、「〜のそばに」といった位置を表したり、byは「〜までに」といった時を表したりします。

前置詞の意味を考える際は、前後の語句から判断して下さいね。



★ イディオムを覚えよう!

前置詞+動名詞といえば、イディオム(熟語)です。

厳密にいうと、前置詞+動名詞にbe動詞や一般動詞が加わったものになります。

ここまで紹介した前置詞+動名詞の形であれば、前置詞の意味が分かれば訳すことができますが、イディオムはある決まった意味を表すため、1つずつ覚えていくしかありません。

ここでは特に出題されやすい前置詞+動名詞のイディオムを紹介します。

例文4

I’m looking forward to seeing them again. 「私は彼らに再び会うのを楽しみにしています。」

look forward to+動名詞(〜ing)で、「〜することを楽しみにする(待つ)」という意味を表します。

主にbe動詞+looking forward to+動名詞(〜ing)の現在進行形で用いられることが多いですね。

スペル自体はさほど難しくありませんが、用いる際には以下のことに注意しましょう。



★ 間違えやすいポイント

look forward toを用いる際に間違えやすいのが、toを不定詞のtoだと思い、動詞の原形を続けてしまうことです。

toといえばto不定詞の印象が強く、他の単元で注目されることも少なかったので、このような間違いをしてしまう人が多くいます。

実際はtoも前置詞なのですが、イメージのせいでtoの後に動名詞(〜ing)が続くのが不自然に見えてしまうのかもしれません。

進行形で用いられることが多いので、be動詞+〜ingにかけてtoの後も〜ingが続くと覚えておくといいですよ!



例文5

He is good at playing the guitar. 「彼はギターを弾くのが得意です。」

be good at+動名詞(〜ing)で、「〜することが得意である」という意味を表します。

並び換え問題や英作文でよく見かけますね。

覚えるのは簡単ですが、主語によるbe動詞の変化に注意して下さい。

単元が進むほど基本的な用法を忘れてしまいがちなので、英文を隈なくチェックすることが重要です。

特に主語や時制による動詞の変化は、どんな文であってもチェックするように心掛けましょう!

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posted by 英会話キヨミ at 00:00| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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