使役動詞 make

2012年01月29日

使役動詞 make

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makeといえば「〜を作る」のイメージが強いと思いますが、make+目的語(〜)+動詞の原形(…)で「(強制的に)〜に…させる」という意味を表します。

例文1

Our teacher makes us answer many questions. 「先生は私たちにたくさんの問題を解かせます。」

このような他のものに動作をさせる動詞を使役動詞といいます。

英作文でよく出題されるので、使役動詞としてmakeを用いる際のポイントをきちんと押さえましょう。



@ makeの後に置く名詞は目的格にする。

使役動詞makeの後に置く名詞は、「〜を、〜に」を表す目的格にしなければなりません。

動作をさせる対象が彼であればhim、私たちであればusとします。

英語は主語+動詞の並びが基本なので、makeの後に置く名詞を「〜が、〜は」を表す主格にしてしまいがちですが、この場合make we answerとしてはダメですよ!



A 主語や時制に関係なく、目的語の後に置く動詞は原形にする。

以下のような文の場合、目的語の後に置く動詞に注意が必要です。

例文2

He makes his son clean the room. 「彼は息子に部屋を掃除させます。」

この文の目的語はhis son「彼の息子」で、その後に動詞clean「掃除する」が続きます。

主語が3人称単数(I, you, 複数以外)の場合、現在形の文であれば動詞に-sまたは-esをつけますが、make+目的語の後に置く動詞は主語や時制に関係なく、必ず原形にして下さい。

make his son cleansとしてはいけません!



B 受動態に書き換える場合は動詞をto不定詞にする。

例文3

We are made to answer many questions by our teacher. 「私たちは先生にたくさんの問題を解かされます。」

例文4

He was made to clean the room by his father. 「彼は父親に部屋を掃除させられました。」

「〜させられる」という受け身の意味は、be動詞+made+to不定詞で表されます。

いずれの文もmadeの後はto不定詞になっていますね。

使役動詞makeの応用として出題されることがあるので、能動態から受動態に書き換えられるようにしておきましょう。



★ もう1つのmakeの用法

makeには「〜させる」という使役の用法以外に、make+目的語(〜)+名詞、形容詞、分詞など(…)で「〜を…(の状態)にする」というものがあります。

例文5

The news made me happy. 「その知らせを聞いて私は嬉しくなった。」

例文を直訳すると「その知らせは私を嬉しくしました。」ですが、そのままでは不自然なため、「その知らせを聞いて私は嬉しくなった。」と意訳しました。

使役動詞のmakeが目的語に具体的な動作を強要するのに対して、この場合のmakeは目的語meを形容詞happyな状態にしています。

使役動詞のmakeと目的語までの並びは同じですが、その後に続く動詞や形容詞から意味を使い分けましょう。

makeは「〜を作る」という意味よりも、ここで紹介した2つの方がよく出題されるので、簡単な動詞でも辞書を引いて、他にどんな用法があるのか調べて下さいね!

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posted by 英会話キヨミ at 00:00| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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