
ある文に疑問文が組み込まれたものを間接疑問文と言います。
例文1
Tell me where he is.「彼がどこにいるか教えて下さい。」
例文2
Do you know who ate my custard pudding?「誰が私のプリンを食べたか知っていますか?」
下線部が疑問文の内容を表しており、間接的(遠まわし)に相手に尋ねていることが分かります。
直接的に尋ねる場合は、Where is he?「彼はどこにいるのですか?」や、Who ate my custard pudding?「誰が私のプリンを食べたのですか?」となるので、間接疑問文はやや回りくどい印象ですね。
このような1つの文中に疑問文と他の文が混在しているものが、間接疑問文であると考えて下さい。
間接疑問文の作り方を覚えながら、文の構造を頭に入れていきましょう。
<間接疑問文の作り方>
@疑問文とその他の文に分ける
「私はなぜ彼女が怒っているのか分かりません。」という文は、I don’t know.「私は分かりません。」とWhy is she angry? 「なぜ彼女が怒っているのか」の2つに分けられます。
一気に英訳するのではなく、まずは疑問文とその他の文に分けることが重要です。
ここまでは何の問題もありませんね。
A2つに分けた文を合体させる
では、@で英訳した2つの文を合体させましょう。
但し、I don’t know why is she angry.とやってはいけません!
これのどこが問題なのかと言うと、why is she angryの部分です。
★間違えやすいポイント
ほとんどの場合、疑問文は疑問詞+助動詞やbe動詞+主語の並びになりますが、間接疑問文は疑問詞以下の語順が異なるので注意しましょう。
間接疑問文は他の文+疑問文(疑問詞+主語+動詞)で表されます。
すなわち、疑問文Why is she angry?を間接疑問文に組み込む際は、why she is angryとしなければなりません。
よって、I don’t know why she is angry.が正しい文です。
間接疑問文を作る際は、上記のポイントを忘れず、語順に気を付けて下さいね!
<ifまたはwhetherを用いた間接疑問文>
疑問文には疑問詞を用いたものだけではなく、Yes./ No.「はい。/ いいえ。」で答えさせるものがあります。
例えば、doやdoes、be動詞で始まる疑問文がそれに該当しますね。
間接疑問文の中には、このような疑問文が組み込まれている場合があり、そこで用いられるのがifとwhetherです。
★差がつくポイント
ifと言えば、「もし〜なら」の意味でお馴染みですが、ここでもう1つ覚えておきましょう。
動詞1(…)+if+主語+動詞2(〜)で、「主語が〜かどうか…です。」という意味を表します。
この場合、if節は動詞1の目的語であると考えて下さい。
例文3
Do you know if he won the election?「あなたは彼が当選したかどうか知っていますか?」
下線部は元々、Did he win the election?「彼は当選しましたか?」という疑問文です。
この疑問文は相手に「彼が当選したかどうか」を尋ねているので、間接疑問文に組み込まれる際はifが用いられます。
whetherも「〜かどうか」という意味を表しますが、weather「天気」と間違える人が多いので、なるべくifを使うようにしましょう。
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