
未来形の文は、「will + 動詞の原形」または「be going to + 動詞の原形」で、これから起こることや予定していることを表します。
どちらも未来の内容を表すことには変わりありませんが、それぞれ微妙に訳のニュアンスが異なるので、その違いを理解しましょう。
@ will + 動詞の原形
主語(〜) + will + 動詞の原形(…). で、「〜は…しようと思います。」「〜は…するでしょう。」といった意味を表し、willは未来形の文で広く使われます。
例文1(単純に起こる未来のことを表す場合)
It will be rainy tomorrow. 「明日は雨でしょう。」
…するといっても、主語になるのは人だけではありません。
このように、起こるかもしれない事象なども未来形の文で表されるので、主語が人以外になることもあります。
ちなみに、ここでの主語はitですが、天気を表す場合、It + be動詞 + 天気を表す形容詞. となり、itを「それ」とは訳さないので注意しましょう。
また、willの後は必ず動詞の原形を用います。
be動詞の原形が何か分からず、will isとしてしまう人がいますが、be動詞の原形はbeなので、この際に覚えておいて下さいね!
例文2(自らの意思によって未来のことを決める場合)
I won’t shop at that store. 「もうあのお店で買い物をするつもりはありません。」
自らの意思があるということは、すなわち、主語が人間であるということです。
ここでは、買い物をするという動作を自らの意思で否定しており、なおかつ時制は未来なので、willの否定形will not(縮約形ではwon’t)を用います。
shopはお店というイメージが強いかもしれませんが、「買い物をする」という動詞としても使われるので、覚えておきましょう。
willの否定形won’tを意外と知らない人が多いので、知っておくと英作文問題などで役に立ちますよ!
Abe going to 動詞の原形
主語 + be going to + 動詞の原形. でwillと同じく、未来の内容を表しますが、特に以下のような文で用いられます。
例文3(何かを手掛かりにして、主観的に未来のことを予想する場合)
He looked in bad health. He isn’t going to take part in the game.
「彼は具合が悪そうでした。試合には出られないでしょう。」
この文では、前半の内容を手掛かりにして、後半の内容を導きだしています。
試合に彼が出られないというのは、まだ決定していることではなく、話し手の主観的な判断によるものですよね。
ここでは、主語がI, you, 複数以外なので、be動詞はisに変化させましょう。
その後に続くtake part in(〜)は、「〜に参加する」という意味の熟語です。
takeを用いた熟語は他にも沢山あるので、出てきた時にその都度覚えるようにして下さい。
後からまとめて覚えるのは大変ですよ!
例文4(あらかじめ計画されていたことを表す場合)
We are going to go to a picnic this weekend. 「今度の週末、私たちはピクニックに行く予定です。」
この文では、話し手の意思によって、未来の行動が計画されたものであることが分かります。
このような場合は、willではなく、be going toを用いましょう。
「あらかじめ計画されていた」という部分をしっかり頭に入れて、willで説明した例文2のケースと区別できるようになって下さいね!
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