
命令文は相手に命令したり、何かを頼んだりする場合に使われる表現です。
命令文には3つのパターンがあり、それぞれを場合によって使い分けなければなりません。
@命令・依頼
例文1
Wash your hands before a meal.「食事の前に手を洗いなさい。」
動詞の原形(〜). で、「〜しなさい。」「〜して下さい。」という命令・依頼の意味を表します。
この際、動詞は文頭にくるので、大文字で書き始めるようにしましょう。
また、動詞の後ろには目的語や他の語も伴うため、be動詞や一般動詞の文とほとんど変わらず、違いといえば主語の表記がされていないことくらいです。
そのため、この単元は比較的簡単であり、文自体も短くなる傾向にあるので、ここで習った文法は完璧にマスターして下さい。
例文2
Please reach me the TV remote control? 「テレビのリモコンを取って下さい。」
命令文にpleaseをつけると、より丁寧な言い方になります。
例文ではpleaseを文頭に持ってきましたが、次のようにコンマで区切って、最後に置いても構いません。
Reach me the TV remote control, please.
こちらにする場合は、必ずコンマで区切るのを忘れないようにしましょう。
A禁止
例文3
Don’t make noise here! 「ここで騒ぐな!」
Don’t + 動詞の原形(〜). で、「〜するな。」「〜しないで下さい。」という禁止の意味を表します。
命令文にdon’tをつけるだけなので、非常に簡単ですね!
ちなみに日本では、「気にしないで。」という意味で、「ドンマイ」=「Don’t mind.」という言葉を使いますが、普通英語ではこのような言い方はしません。
英語では、「Don’t worry.」と言ったり、「Never mind.」と言ったりするので、正しい言い方を覚えておきましょう!
B勧誘
例文4
Let’s go shopping. 「買い物に行きましょう。」
Let’s + 動詞の原形(〜). で、「(一緒に)〜しましょう。」という勧誘の意味を表し、let’sはlet usの縮約形です。
また、「〜しないことにしましょう。」と言いたい時は、let’sの後にnotをつけて下さい。
Because today’s weather report is for rain, let’s not go shopping. 「今日の天気予報では雨なので、買い物に行くのはよしましょう。」
notの位置に注意すれば、他は特に問題ありません。
このように、命令文のパターンはそれほど多くないため、確実に点が取れる単元になります。
また、英作文での出題が多いので、文法構造をきっちり押さえておきましょう!
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